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赤岩

赤岩の年間イベントを紹介します

ここで紹介しているイベントは、赤岩の伝統的なお祭りがほとんどですが、「赤岩ふれあい感謝祭」は誰でも参加できるイベントです。


春のイベント

赤岩神社春季祭典 毘沙門天祭 (4/11-12)

赤岩の春祭りは、桜の開花にはまだ早い4月の上旬に行なわれます。8時前から住民総出で集会所に集まり、お茶を飲みながら顔合わせをしてから祭りの準備が始まります。

男衆は近くの竹薮に竹飾りの竹を切りに出掛け、女衆は「花切り」の作業を始めます。「花切り」は千代紙で飾りつけの花を作ることですが、祭りの準備を総称する言葉でもあります。男衆の中のベテラン組はコヨリやヌサを作ります。また、各家の門前に飾る 50軒分の行灯も用意します。

赤岩神社の鳥居と毘沙門堂には御神燈を吊るし、幟(のぼり)を立てます。毘沙門堂ではさらに太鼓が備えられ、皆で一献傾けます。(→毘沙門天本祭り) 昼ごろ集会所に戻り、宵祭りが始まります。皆でワイワイと積もる話に花を咲かせます。

夕方になると軒先に据えられた行灯に火が入り、願い事などの文字がうっすらと浮かび上がります。

翌日が赤岩神社本祭。早朝から山の中腹の拝殿に上がり神事と直会(なおらい)が行なわれます。昔は山車が出ていましたが、現在は倉庫にしまわれたままです。



夏のイベント

農休み (7月最終日曜日)

麦の採り入れが済み、秋作の手入れが一段落して、集落では農作業を休む日を作ります。それが農休みです。

8時に火の見やぐら前に集合し、集落の入り口と村中(むらなか)周辺の草刈りや花植え作業を、班ごとに分かれて行ないます。10時休みをとってからも、作業は昼近くまで続きます。

午後からは昼食兼飲み会になります。

秋のイベント

重伝建「赤岩」ふれあい感謝祭(二百十日祭) (9/1前後の土曜日)

立春(2/4前後)から210日経った節目に行なわれるお祭りです。

2006年7月に、関東で 3番目、群馬県内では初めて、赤岩が重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に選定されました。さらに翌年には「富岡製糸場と絹産業遺産群」の一員として、ユネスコの世界遺産暫定リストにも登録されました。

赤岩への来訪者も徐々に増え、そういった方々に感謝するため、2008年に第 1回「ふれあい感謝祭」が「二百十日祭」を兼ねて開催されました。絹糸を使った体験講座、昔語り、ミニコンサートなどが、例年行なわれています。


赤岩神社秋季祭典 毘沙門天祭 (11/9-10)

朝夕の寒さが身に沁みるころ、春の祈年祭に対する収穫祭の秋祭りが行なわれます。祭りの大筋は春祭りと同じですが、行灯の数が 50個から 20個ほどに減ります。この時期、この地方ではフッコシ(吹越し→風花)と呼ばれる小雪が舞うこともあります。


とおかんや (11/10)

漢字では「十日夜」と書く、収穫祝いの行事です。旧暦の10月10日に行なわれていたイベントで、現在の暦では11月中旬に当たりますが、「とおかんや」は11月10日に行なわれています。 10日の夜には、子供たちが「とおかんや、とおかんや、とおかんやはいいもんだ・・・」とはやしながら、各家の庭をワラ鉄砲(ミョウガの葉を芯にしてワラを束ね、縄でしめつけた棒状のもの)でたたいてまわります。

冬のイベント

新年祝賀会 (1/1)

屠蘇(とそ/正月に飲む薬酒)を飲み雑煮を食べ、年賀状にさっと目を通した10時前から、村中の人が集会所に集まり始めます。皆で顔を合わせて新年の挨拶を行います。

早起きをして若水(元旦の朝に汲む水)を沸かし、お茶をたて、餅を焼いて雑煮を作る。正月三ヶ日の炊事は昔は年男の仕事でした。現在でも、ワラで作ったワラワン(ワラで作ったお椀/ワラの納豆 容器に近い)を門松、年神様、稲荷さん、蔵、便所、井戸などにゆわえつけ、その中に飯、餅などを供える仕事はまだ残っています。また、正月の風習は家々によってかなりの違いがあります。

どんどん焼き (1/14)

どんどん焼きは小正月に行われる火祭りの行事です。14日の午前中に、正月の松飾り、注連縄(しめなわ)、ワンコ(ほかの集落では、ワラワン、ヤセツボともいう)、古いダルマなどが畑に集められます。午後 1時、オンベーヤの骨組みになる竹を切りに出かける者と、オンベーヤの中身になるアンコを 3箇所にまとめる者とに分かれて仕事が始まります。切り出した竹を3、4本ずつ結わえて、3箇所にオンベーヤを建てます。

6時、まず小さいオンベーヤのアンコに火入れをします。ミズブサ(=ミズキ)に挿した米粉で作ったマエダマ(繭玉)をどんどん焼きの煙でいぶして食べると、1年中風邪を引かないといわれています。また、厄年の人はみかん、菓子、カップ麺などを投げ、火明かりの元、みんなで厄を拾います。。昔むかし、どんどん焼きのことを「オンベーヤ」と言っていました。オンバシラ→オンベに由来する言葉のようですが、奥は深く、興味は尽きません。